特性
暖地の早出し用に最も適した極早生の豊産種です。
果は濃緑黒色でやや凹凸が多く、重さは約lkg程度になる小型~中型の日本南瓜です。
栽培容易で家庭でも手軽に栽培することができます。
黒皮南瓜とも呼ばれます。
利用法
さっぱりとした味覚で、煮食やテンプラ、創作料理にと利用範囲も広い果菜です。
土作り
・種まき前に石灰類を散布し土壌を中和させておきます。
・肥料は堆肥、油かす等を元肥に施し深くよく耕します。(追肥に化成肥料等を与えます。)
種蒔き
・うね幅1.5m、株間lm位に3~4粒ずつ蒔き夕ネがかくれる程度土をかけ、発芽するまで毎日水を与えます。
栽培のポイント
・発芽後生育の良い苗を1本残し他は間引きし、本葉4枚頃に親づるを摘芯し、子づるを4本位伸ばし、子づるの10 節位に着果させます。
収穫のタイミング
・皮の表面に付く白い粉(果実を保護するために生じるブルームという粉)がふくことと、ツルと実をつなぐの果梗(かこう)の部分が黄色くなっていること。 緑色のものは収穫するにはまだ早い。
・採り遅れると完熟して、果は黄色からオレンジ色になってくるが、食べるには問題ありません。