ピーマンやバジルやその他の夏野菜は、初心者が露地栽培でうまくいきますでしょうか?

夏野菜の初心者の露地栽培は問題ありませんが、
畑に直蒔きの場合は、失敗する可能性が高くなります。
それは、発芽するときに必要な温度が足りない(20℃以下)と、種子が発芽しかけで腐ってしまうことです。
温度が十分足りる時期(長野ですと5月末)になってから蒔いたのでは、収穫開始が遅くなり収量が少なくなってしまいます。
次に、発芽して根がある程度伸びるまで、適度な水分を保ってあげられないと、乾き死ぬか、(雨が多いと)水の中で窒息死してしまうこともあります。
実が付く野菜は、出来ればポットに種を蒔いて、夕方から朝までビニールトンネルにして温度を保ってあげるとよろしいです。
7.5cmのポットなら、ピーマンの育苗期間を3０日と考えて、最後の霜が来なくなる日の3０日前に蒔きます。（長野では4月末）
トンネルの中に、水を入れたペットボトルを置いておき、蓄熱と保温に使うとよろしいと思います。
それでも、寒い日が続くと温度不足で発芽しないことがありますので、
更に確実な方法としては、濡れタオル(一度濡らして軽くしぼる)に種子を包んで、ビニール袋に入れ、腹巻きの中に（3日間、根が出るまで）入れてお腹に巻いておくとか、
こたつの中に吊しておくとか、ズボンのポケットに入れておく(寝るときはパジャマの内ポケット)とかして、根が出てきたらポットに植えてあげれば、確実です。
一旦根が出れば、相当温度が低くなっても、大丈夫です。