◆家庭菜園ですので、種を少量から取り扱っておられる御社に出会えたことがとてもありがたく、色々試させて頂いています。
ご相談、というか教えていただきたいのは『種の寿命』についてです。
実家が農家(父が亡くなり辞めてしまいましたが)だったため、昔は種取りをして毎年野菜を作っていました。
自分で家庭菜園を始め、御社の固定種の種に出会ってから「トマト:ポンテローザ」「スイカ:大和2号」など、種取りをして毎年作っています。
昨年体調を崩し1年間何もできなかったので、今年は2021年に採った種を蒔きましたが、ほぼ問題なく育っています。
2021年はとても豊作で「ポンテローザ」は300g越が沢山取れすぎて『種』とトマトソースが大量にできました。
種にも寿命が有ると思いますが、残っている種は大体どの位もつものでしょうか?
他にも昨年買って、作れなかった種(マクワウリ・プリンスメロン・玉ねぎなど)が残っています。
すべて封筒に入れて冷蔵庫の野菜室に入れています。
種子の寿命は、温度と湿度のかけ算で悪化します。
短命な種子でなければ、また、 来年までなら、直射日光に当たらない、涼しくて乾燥する場所であれば、常温保存でも大丈夫です。
何年か保存したいのであれば、海苔の容器などに乾燥剤と共に入れて、冷蔵庫に入れておけば、長持ちします。
以下、常温で保存した場合の、種類による保存可能期間の違いの表を載せます。
乾燥剤と共に冷蔵庫に入れておけば、この表の年数より、2~4倍は持つと思います。
その時の注意事項としては、外に出した時にすぐにふたを開けず、常温になるのを待って、開けた方がよろしいです。
冷蔵庫から出してすぐにふたを開けると、種子の温度が低いため、結露して吸水してしまうからです。
短命種子(1~2年)
ネギ・タマネギ・ニラ・ゴボウ・ニンジン・シソ・ミツバ・インゲン・ラッカセイ
中間寿命の種子(2~3年)
イネ・麦類・トウモロコシ・ソバ・キャベツ・ブロッコリー・ハクサイ・漬菜類・カブ・ダイコン・レタス・ピーマン・スイカ・エダマメ・エンドウ・ソラマメ・インゲン・ホウレンソウ
長命種子(3~4年以上)
アズキ・ナス・トマト・キュウリ・カボチャ・マクワ・シロウリ・スイカ