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ぼかし肥料を主として野菜作りをしたいと思っていますので、アドバイスをお願いします。

練馬区の体験農園で10年位、野菜作りをしています。
ぼかし肥料を主として野菜作りをしたいと思っていますので、アドバイスをお願いします。
1、畑の準備の時に、ぼかし肥料を入れると効果が得られますか?又、量と注意点を教えて下さい。
2、施肥の仕方、追肥の施し方を、野菜の種類別で教えて下さい。
3、化学肥料とぼかし肥料を同時、又は時間差の使い方は出来ますか?

簡単ですが、私のやり方でお答えさせていただきます。

1、ぼかし肥料は、基本的には元肥として使います。

有機肥料を中心に使うのであれば、必須と思います。
肥料設計は、私は以下のようにしています。
1a(100㎡)の畑に、ぼかし肥料(当社のもの40ℓ)を2袋、発酵鶏糞を2袋(ぼかし肥料だけ使うなら、もう1袋代わりに使う)、草木灰10kgを元肥として入れて、事前に耕耘しておきます。
鶏糞を補助として使っているのは、経費を抑えるためで、当社のぼかし肥料の中にはパーム灰が混ぜてあるので、カリとアルカリを含んでいます。
鶏糞を使うので、その分のカリを草木灰で補給しています。
鶏糞を多く使いすぎると、ガス障害とリン酸過剰を私は心配しています。
完全有機栽培にする場合、カリ成分の補給には灰を使うしかありません。草木灰がなかったときは、カリの補給はあきらめて蛎殻石灰を酸度矯正に5kg使っていました。
畑が、30㎡であれば、この1/3でよろしいかと思います。

2、野菜の種類別に元肥を変えるのは、大変なので、私は、以前は大きく3種類に分けてやっておりました。

豆類・・・通常の半分の元肥にしています。出来れば、全面施肥ではなく、地面の下20cmの深さに局所施肥をするのが、根粒細菌を増やし働かせるために、ベストです。
トマト・・・通常は半分の元肥にしておきます。
茄子・・・通常の倍の量を元肥にします。

3、化学肥料は、追肥として使うのが有効と思います。なぜなら、速効性だからです。

果菜類の場合、実が付き出したら、畝間、株間に蒔いて、肥切れしないようにすれば、収量が上がります。
ぼかしを追肥として使ってもいいのですが、速効性ではないので、早めにやっておく必要があります。
葉ものは、窒素系の化学肥料を追肥で与えると、柔らかく大きい葉を収穫出来ると思います。茄子は、他の果菜類の倍量の追肥を与えます。
トウモロコシは、半分位生育したら追肥をして、木を作るのがよいと思います。

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