韃靼そばの品種について。発芽率を上げるためのコツは？

せっかく蒔いたのに、発芽０とのこと、残念です。
韃靼そばは、韃靼そばが品種名で、それ以下の名前は付いておりません。
お出ししたロットは、当社の６月検査で95％でした。
屋外にばら撒く品目の種は、蒔いた時の状況や前後の天気によって大きく発芽の状況が影響されます。
一番は、蒔いた後に適度の降雨(10～20mm)があると一番よろしいので、雨が降りそうな前に蒔くとよろしいです。
困るのは中途半端な水分がある場合、または、降雨が僅かしかない場合(2､3mm以下)で、
その場合、種子が吸水して発芽しても、根が十分伸びる前に、その後の日射で焼け死んでしまう場合です。
これは、８月から９月に大根を蒔く場合にも良く起こることで、発芽不良の大きな要因と思います。
その場合の対策として有効なのは、播種した後の鎮圧です。
鎮圧すると、種子と土が密着し、吸水が良くなります。
また、毛細管現象により、地下からの水の供給を受けられます。
以前、緑肥の麦を畑に蒔いたとき、軽トラの後ろに鎮圧用のコンクリートのローラーを付けて、畑を引いて回りましたが、何とローラーをかけた場所よりも、軽トラのタイヤ痕の方が倍も発芽が良かったことがありました。
そばの播種の時期ですが、一般的にそばは種まきから収穫まで80日位必要ですので、初霜の日から逆算して、種を蒔くようにします。
例えば、初霜が11月上旬の場合、80日前の8月中旬に種まきをするというように計算してください。

上記の返信

早速のお返事ありがとうございます。
・韃靼そばの品種名について
例えば、満点きらりや、北陸4号など、細かな品種はあるかと存じますが、こちらはいかがでしょうか？
・蒔き方について
とても詳しくご教示いただきありがとうございます。
とても勉強になります。
次回の播種時、是非参考にさせて頂きます。

上記の再返信

メーカーさんに問い合わせてみましたが、
当社が扱っている韃靼そばは、やはり韃靼そば以下の品種名は付いていないとのことです。
満点きらりや、北陸4号などの品種は、ダッタンそばから、ルチンの含有量が高い系統を選抜したり、
満点きらりは、苦みが弱いものを更に選抜したものと思われます。