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滋賀県の山間地で栽培したいです。

◆滋賀県の山間地で栽培したいです。
注意点等ありましたらご教示等希望いたします。

いくつかの注意点以下に記します。
大切なのは、種を蒔く時期です。
まず、寒さに強い品目から蒔き出します。
レタス類キャベツ類ブロッコリー類コールラビえんどう類で長野では3月から蒔き始めます。
寒さに強いと言っても、発芽には15~25℃は必要ですから、路地ではなく、ハウスやトンネルで温度を保つか、温度をかけて発芽させ、ハウスかトンネルで、苗を育ててから、畑に植えます。
えんどうは、マルチが張ってあれば、暖かい日が続きそうな時に、畑に直播きでも大丈夫かと思います。

4月になれば、寒さに強い葉物野菜と殆どの実を食べる野菜(霜に合うと枯れるもの)は、ハウスかトンネルがあれば、蒔けるようになります。
葉物野菜は、弱い霜には耐えられるので、順に蒔き始めます。
霜に合うと枯れる実を食べる野菜の注意事項は、以下のようになります。
1、露地に直に蒔く場合で、何も(トンネルやあんどん等)かけない場合。
その地区の最後の霜が来なくなる日の4日前に蒔く。(北長野では5月25日頃)
2、苗を育てて、植えた後は、何も(トンネルやあんどん等)かけない場合。
7.5cmのポットなら、育苗期間を20日と考えて、最後の霜が来なくなる日の20日前に蒔き、夜はビニールのトンネルをかけるか、ビニールハウスの中に置いておく。(北長野では5月10日頃)
3、苗を育てて、植えた後は、トンネルやあんどん等をかける場合。
最後の霜が来なくなる日の10日~2週間前に植えるとして、7.5cmのポットなら育苗期間を20日と考えて、最後の霜が来なくなる日の一ヶ月前に蒔き、夜はビニールのトンネルをかけるか、ビニールハウスの中に置いておく。(北長野では4月30日頃)
4、苗を育てて、植えた後は、厚いラブシート等をかける場合。 最後の霜が来なくなる日の3週間前に植えるとして、7.5cmのポットなら育苗期間を20日と考えて、最後の霜が来なくなる日の40日前に蒔き、夜はビニールのトンネルをかけるか、ビニールハウスの中に置いておく。(北長野では4月15日頃(寒いので育苗期間も長引きます))
以上、霜にいかに合わせないか、霜が来る場合、どのような保温が出来るかで、蒔ける時期が異なって参ります。

果菜類で発芽がうまくいかない場合の原因の殆どは、発根時(播種後の3日間)の温度不足によるケースです。
その時期だけは、最低20℃以上、出来れば30℃を保つようにする必要があり、不足すると種子が腐ってしまいます。
播種後、1週間たって芽が出ない場合は、種を蒔いた所を掘ってみて、その種を爪で押さえると、腐っている場合は、中身が出てきます。
根が出ていた場合は大丈夫ですので、根を下にして植えておけば大丈夫です。
二つ目の失敗の原因としては、水のくれすぎで、根が酸欠になり、腐ってしまう場合です。
適度な水分が必要ですが、間に空気の層が無くなってしまうほど水浸しにすると、窒息死してしまいます。
種を掘ってみて、根も出ておらず、何の変化もない場合は、休眠している場合と、これから出て来る場合に別れます。
その場合は、もう一度植えて、様子を見る必要がありますが、10日~2週間たっても変化ない場合は、蒔き直しをする必要があります。

化成肥料を植え穴に入れて苗を植えると枯れてしまうことがあります。
植物の根は、浸透圧というものを利用して、根から水を吸収します。
。その時、根の周囲の方が肥料成分の濃度が高いと、水を吸うどころか、吸い取られてしまいます。
ちょうど、ナメクジに塩をかけたのと同じ現象が起こります。
ですから、肥料は、植物の根元から、植物の長さ分だけ離れた場所にやる必要があります。
肥料のある場所に根が伸びていく場合は、根の方で調整できるので大丈夫ですが、根がある場所に肥料をやると、肥料焼けと言われる現象が起きます。

〒381-2411 長野県長野市信州新町竹房97-1

営業時間:8:15~17:15

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